チルたいめん構築【USUM S9中盤】
こんにちは!
ポケモンの記事はかなり久しぶりです。
おもちと申します。
USUMシーズン9、中盤ですが、これからあまりレートに潜ることができないと思われ、また少しでもチルタリス界隈への力になればと思い、今期の構築を記事にまとめておきたいと思います。
大好きなチルタリスくんと共に1800まで来れたのは初めてだったので、嬉しかったです。
【構築経緯】
前述した通り、僕はチルタリスが好きなのですが…
僕はチルタリスくんの得意とするサイクル系構築を組むのも使うのも苦手なので、どうしようかと頭を悩ませていました。
そのとき、チルタリスくんは思っている以上に抜群技を受けても1撃で倒されることは少ないということに気づきました。
「じゃあチルタリスくんで対面処理を目指したらどうなるんやろう」と思ったところから、チルタリス軸の対面構築を組むこととなりました。(僕のプレイングとしても、サイクルよりは対面寄りの方が扱いやすいというところがあります。)
採用順を以下に述べていきます。
チルタリスは確定。
前々からチルタリスくんと攻めの相性がいいと思っていたバシャーモ。
チルタリスを出せない時に出しやすく、圧倒的数値とバシャーモと攻めの相性のいいメガメタグロス。
対面性能が高く、ストッパーもこなすことのできるタスキゲッコウガ。
チルタリスを軸に添える際、どうしても重くなってしまうガルミミガッサ等の"the 対面構築"をカモるための、腕白ゴツメカミツルギ。
最後に迷走枠ですが、カバマンダガルド等のカバから展開していく構築を崩すための枠として、いわゆるメンヘラミミッキュを採用しました。
【個別紹介】
チルタリス ようき @メガ石
161-154-131-117-132-135
(メガ後数値)
恩返し 地震 大文字 身代わり
もふもふしてて可愛い。
調整は、チルタリス界隈ではすっかり有名になったねむねむさんのこちらの記事からお借りしました。
http://nemunemu-poke.hatenadiary.jp/entry/2017/09/12/112955
(無断転載ですので、問題があれば消させていただきます。)
今回は対面を意識して組んでいるため、チルタリスに対して投げられがちな、ヒードラン、ナットレイ、ハッサムなどの鋼枠を狩ることのできる地震と大文字を両採用してみました。
これにより、相手のレヒレナット、ブルルドラン等鋼がらみのサイクルにかなり強く、これらの構築にはいい勝率でした。
耐久を削ることができないため、特攻は下降補正ですが、仮想敵が4倍弱点ばかりのため、特に使いづらさは感じませんでした。
しかし、やはり環境に多いミミッキュ、テテフが相手のパーティにいたときには出すのを躊躇ってしまうため、環境的に辛いなぁと思わざるを得ませんでした。
ゲッコウガ 無邪気 @タスキ
147-116-87-155-81-191
冷ビ めざ炎 ダストシュート 水手裏剣
欲張りさん。
仮想敵であるドラゴンに打てる冷凍ビーム、対面性能を高める手裏剣、は確定。
カプ系を崩すダストシュート、バシャで狩れなかった鋼枠を倒せるめざ炎を採用することで、相手のサイクルを崩すことに重点を置いてみました。
ミミッキュ 陽気 @フィラのみ
131-115-100-*-157-162
シャドクロ 身代わり 呪い 痛み分け
鈍足ポケモン嵌め殺すマン。
カバルドンを機能停止に追い込むつもりで採用したが、この型ではステルスロックを平気で撒かせてしまうので微妙でした。
要検討。
バシャーモ 意地っ張り @ホノオZ
155-189-90-*-91-132
フレドラ 地震 雷パンチ 剣の舞
守る切りテロリストバシャ。
初手のチルタリス、メタグロスを受けに来た低火力高耐久ポケモンを起点に無双するというコンセプトのため、守るは必要ないと考えました。
しかし、汎用性を考えた時には守るが欲しい場面はいくつもありました。性格が意地っ張りなので1加速で130族をぬけないため負けた試合もいくつかあったので検討の余地はあります。
積極的に剣の舞を積むことで想像以上の火力を出すことができ、相手のサイクルを崩しに行けたと思います。受けに来たラティアスを剣舞ホノオZで吹き飛ばしたときは笑いました。
雷パンチはギャラ、レヒレに。
2↑雷パンチでレヒレ飛びません。
ゲッコウガのダストと、バシャの素の雷パンチでだいたいのレヒレはいい感じに処理できます。
守る択を作りたくないこと、炎Zで十分な火力は出ることから膝は切りました。
メタグロス 陽気 @メガ石
161-192-170-*-130-178
(メガ後数値)
アイへ 雷パンチ 地震 バレット
数値の鬼。
個体は身代わりを使用していた際の流用です。ごめんなさい。
ミミッキュ、テテフなど、チルタリスを出したくない相手と、相手の対面系構築に対して積極的に投げていきます。
逆にグロスの苦手なバシャーモはチルタリスで勝てます。回した感じですが、リザードンはYしか来ないので、お祈りしながらメタグロスで雷パンチを打ちます。
バレットを採用したことで対面性能が非常に高くなりましたが、冷凍パンチが欲しい場面もかなりあったので、そこは考えどころです。
雷パンチは受けに来るテッカグヤ、レヒレ、ギャラに打ちます。倒しきれなくても裏の圏内に入れることができ使用感は良かったです。
クリアボディをいかに残すか、メガ進化のタイミングが大事なポケモンだと思いました。
ゲンガーが重かったので、耐久にもう少し回してもいいかと思います。
きっちり調整していないにも関わらず活躍していましたし、いざという時のおっけぃ!は本当に強いなと思いました。
カミツルギ 腕白 @ゴツメ
165-202-169-*-56-149
H、奇数最大
A、余り
B、1↑メガギャラの地震2耐え、陽気ガッサのマッパほぼ2耐え
D、できるだけ高く
S、準速ミミッキュ抜き
ガルミミガッサ絶対殺すマン。
そして何より読まれないのが強かったです。
ガルーラさん炎パンやめてください。
仮想敵に対しては圧倒的な強さを見せてくれます。
ただ、主にアーゴヨンやサザンドラ、ゲンガーですが、特殊方面で上から縛られるのが辛すぎるため、あまり選出はできませんでした。
18チャレンジはこの子が活躍してくれました。
【改善点など】
カバアゴギャラに勝てません。ステロを撒かれた瞬間にアーゴヨンが止まりません。
というか、カバがかなり重いです。ステロを撒かれたら裏のエースをとめられません。助けてください。
バシャーモを先に展開されたら止まりません。ミミッキュをABにすればいいんじゃないかと今思いつきました。
メジャーな130族が非常に重いです。ゲンガーもコケコも、HP満タンの状態で対面できなければ負けます。
その関連として、地面の一貫があるため、上から地震を叩き込んでくるスカーフランド+コケコにもほぼ勝てませんでした。
サイクル寄りの対面構築(コケコランド、サザングロスなど)には押し負けてしまいます。この系統の構築が数を増やしており、1800に乗ったあと連敗してしまいました。
【総括】
チルタリスと共に潜ったシングルで最高レートを更新できたのは非常に嬉しかったです。
対面系の構築にチルタリスを組み込める可能性を感じることができました。
また、好きなポケモンで勝てるのはやっぱり楽しいなぁとしみじみ思いました!チルタリスが活躍してくれた対戦のBVはほとんど保存しましたw
僕個人としてはこれから忙しくなりそうであまりポケモンを触れないと思いますが、今期はまだ1ヶ月あるので、皆さま頑張ってください!
夏休みに今度こそ20目指して頑張ります!
それでは最後に、今期対戦してくださった皆さま、ありがとうございました!
チルタリス界隈のさらなる進展を望んでおります。
質問、意見、改善案があれば、おもち(@Omochi_pk85)までお願いします。